ハンドリフレクソロジーとは
一般的にリフレクソロジーと呼ばれるものは、足の裏や甲にある反射部分をやさしく刺激することで体の不調を回復させる施術ですが、ハンドリフレクソロジーでは手の平や甲にある反射部分を刺激することで、体調の回復や健康の促進をはかる自然療法のひとつです。
足のリフレクソロジーと同じく、アロマオイルなどを使用してほどよい刺激を与えるもので、大きな施術台やシャワールームなどの設備を必要としないため、資格取得後は自宅を改装してプチ開業している人も増えています。
ハンドリフレクソロジーの資格を取得するには
リフレクソロジーの資格を取得できるスクールや通信講座を受講し、規定のカリキュラムを受講することで資格を取得できます。
ハンドリフレクソロジーはフットリフレクソロジーと比較すると、覚える内容の範囲がやや狭いため、スクールによっては1日の短期集中講座で資格を取得できることもあり、リフレクソロジーやリラクゼーション系資格の入門編として扱っているスクールも多いのが特徴です。
中には単独資格として講座を開講しておらず、リフレクソロジー資格のカリキュラムとして盛り込まれていることもあります。
ハンドリフレクソロジーの資格を活かせる職場
リフレクソロジストとして手に職をつけたいという場合は、ほとんどが足への施術を含めたリフレクソロジーの資格を目指していますが、ハンドリフレクソロジーの資格は気軽に取得できるうえ、施術も手軽にできるものなので、家庭での施術や仕事のスキルアップにも向いています。
エステティシャンなら施術項目の追加に、看護師など医療の現場で働く人には代替療法や緩和療法のひとつとして、ネイリストや美容師など人の肌に触れることが多い職業でもスキルアップにつながるでしょう。
また高齢者へのケアとして福祉の分野でもリフレクソロジーを取り入れることが増えてきているので、現在福祉分野で働いている人、これから福祉分野で活躍したい人にも向いている資格です。